ＦＸのレバレッジとは？

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　ＦＸの魅力の一つである、証拠金＝担保金を預けることによって大きな資金を取引することが可能になります。

　例えば、１ドル＝１００円の時に１万ドルの外貨を買う時は、１００万円必要になりますが、ＦＸ会社に１万円預けるだけで、１００万円の資金で取引する事が可能になります。この場合、１万円で１００万円の取引なのでレバレッジ１００倍という事になります。

　つまり、１万円預けて１万ドル買って、１ドル＝１０１円に上がった場合に、実際に１万円分ドルを買っていた場合は、１×１００＝１００円の利益しかありませんが、レバレッジ１００倍に設定している場合１×１００００＝１万円の利益になります。もちろん反対に１ドル＝９９円になった場合は、１万円の損失になります。

　このレバレッジの倍率はＦＸ会社によって違いますし、会社によっては設定もできます。非常にハイリスク、ハイリターンの取引が可能になる訳です。

　このレバレッジを高めに設定する場合はリスク管理が重要になってきます。レバレッジ１００倍に設定した場合にＦＸ会社の口座に３万円入金していて、１万ドル買ったら証拠金として１万円を預ける事になるので、残り２万円がリスク許容範囲になります。
　
　１ドル＝９９円になったら－１万円ですが、１ドル＝９８円になったら－２万円でＦＸ会社から強制的（大体どこの会社もなります）に持っていた１万ドルを決済されて預けていた証拠金の１万円が戻ってくるようになり、２万円の損失になります。

　このレバレッジはリスク管理がしっかりできれば利用価値がありますが、管理ができなければ、単にハイリターンになるだけですので、リスク管理が非常に重要です。

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